ベランダ・バルコニーに人工芝を敷くときはどんな芝を選べばいいのか、注意することやDIYの手順などをご紹介します。
ベランダ・バルコニーに人工芝を敷くときは、水はけの良い人工芝を選ぶことをおすすめします。なぜなら、土がある庭と違い、コンクリートの床は水を吸ってくれないからです。水はけが悪いと水が溜まってカビが生えたり、ゴキブリなどの害虫が出たりとせっかくの外観を台無しにしかねません。後悔しないために、水はけがよく乾きが早い人工芝を選択しましょう。
水はけの良い人工芝には、水抜き用の穴(透水穴)があるものや水はけ対策が施されている不織布のものがあります。不織布のシートは裏面が合成ゴムのものよりも、耐久性はやや落ちますが薄くて軽いので設置しやすいのがメリットです。
裏面がポリウレタンコーティングの人工芝は、軽くて柔らかくカットしやすいのでおすすめ。です。設置をDIYではなく専門業者にお願いする場合は、質感を確かめるためにもできればサンプルを取り寄せ手に取ってみましょう。実際に手にして水を流し、水はけのよさも確認できれば安心です。
DIYで設置するのに必要なもの
植木鉢などを撤去し掃除をします。ほこりやごみがあると両面テープがはがれやすくなるので、丁寧にチリやほこりをとりましょう。次にメジャーでベランダ・バルコニーの広さを測ります。
ベランダ・バルコニーのサイズに合わせて人工芝をカットします。形状が複雑なときは人工芝を仮置きして印をつけます。芝を2枚以上並べて設置するときは、芝目がそろうようにすると見た目に違和感がなくきれいです。
印をつけたらカットします。この時、必ず裏面からカットします。表からカットすると芝の抜けや傷がつく恐れがあります。カットする道具はハサミよりもカッターが使いやすくておすすめです。
両面テープを貼った床に人工芝を貼って固定していきます。隙間や浮きがないように気を付けます。隙間があるとごみやほこりがたまりやすくなるので注意しましょう。人工芝用の両面テープは跡が残りやすいので、賃貸の方は特に注意が必要です。
床にテープを貼れない場合は、人工芝のジョイント部分を固定して置く方法があります。ただし、床に固定されていないため多少ずれやすいのがデメリット。転倒に注意してください。
キレイな環境を保つためには定期的なお手入れが必要になります。とはいえ、お手入れは簡単。時々掃除機をかけ軽く表面のごみを吸い取る、芝が寝ないように植木鉢などの重たいものを長い期間同じ場所に置かないなどです。
ジュースなどをこぼした場合は布やモップで水拭きしてきれいにしましょう。芝を濡れたまま、汚れたままにして放置しておくとカビの原因になります。「こぼした時にサッと拭く」がポイントです。
DIYで設置できるベランダ・バルコニーの人工芝ですが、設置が不安な方は業者にお願いしましょう。費用はかかるものの、プロの仕上がりは見た目も美しく手入れ方法のアドバイスをしてくれるなどのメリットもあります。人工芝の品質を詳しく知りたい方にもおすすめです。
人工芝をベランダ・バルコニーに敷くときは水はけのよい人工芝を選びましょう。雨水や汚れがたまり見た目が悪くなるだけではなく、害虫が発生したりと不衛生になりやすいからです。後悔しないためにも、できれば自分の手に取り実際に水を流して確かめる、または専門業者に問い合わせてみることをおすすめします。
DIYが不安な方はプロに相談すると安心です。TOPページでは、編集部が厳選した人工芝のおすすめ業者をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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