駐車場に人工芝を敷くには

駐車場に人工芝を敷きたいけれど、そもそも人工芝を敷いていいのか、耐久性の問題はどうなっているのか、気になるところです。

ここでは、人工芝を駐車場に敷いても問題ないのか、そしてメリットやデメリットについて分かりやすくご紹介します。

人工芝を駐車場に敷いても大丈夫?

まずは、人工芝を駐車場に敷いても大丈夫なのか、基本的な部分について確認していきます。

人工芝は駐車場に敷いても問題ない

人工芝は、車やバイクなどの重量物が長時間置かれている駐車場に設置しても問題ありません

特にポリプロピレン製の人工芝は高い密度を誇っていて、車やバイクなどの重量物の長期間放置にも耐えられます。

もちろん、人が踏む場合と比較して車による影響は大きいため、ある程度傷みますし、劣化していきます。ただ、人工芝の耐用年数は一般的に7~8年なので、交換頻度はそれほど高くありません。

人工芝を敷いて見た目を鮮やかにしたい方、機能面など別の理由から人工芝を検討している方は、駐車場への設置も検討してみてはいかがでしょうか。

長持ちさせたい場合は部分的に別のものを使用

人工芝を長持ちさせたい場合は、タイヤの出入りがないところに敷くのも大切です。耐久性の比較的高い人工芝ですが、何度もタイヤで押さえつけられることで傷みやすくなってしまいます

もちろん駐車場の全面に人工芝を敷いても問題ありません。

全面人工芝、もしくはタイヤの出入りがある場所のみコンクリートにしておくなど、理想のデザインに合わせてレイアウトを考えてみるのが大切です。

人工芝を駐車場に敷くメリット

人工芝を駐車場に敷く主なメリットを3つご紹介します。

車の汚れを抑えられる

駐車場に人工芝が敷くことで、車の、とくに足回りの汚れを抑えられます。車を汚したくないという方にとって、人工芝のメリットは大きいものと言えるでしょう。

駐車場の地面が土の場合、泥はねや土ぼこりなどで窓やタイヤ、車のボディなどに汚れが付着してしまいます。一方、人工芝が敷き詰められた駐車場は、泥はねによる汚れの心配不要ですし、土ぼこりやほこりを抑えられます

天然芝と比較して管理が楽

人工芝は、天然芝と異なりこまめな芝刈り、水やりや肥料の投入などといった管理が不要です。また、人工芝を敷く際に防草シートを下に敷くため、雑草の除草作業なども省略できます。

さらに天然芝とは異なり、日当たりを考慮せずに敷くことが可能です。

このように維持管理しやすく車を汚さずに済むのが、人工芝の強み。天然芝の維持管理に苦労している方やなるべく楽な方法で芝を導入したい方は、人工芝の方がメリットのある選択肢です。

天然芝のように綺麗な見た目

人工芝は、天然芝と異なり季節に限らず常にきれいな緑を維持できますし、自然な色味を実現しているので植物などの自然を駐車場に取り入れたい方にもおすすめです。

駐車場内を綺麗な見た目にしたい方には、人工芝も利用メリットがあります。

なお、当サイトではおすすめの人工芝業者を紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

人工芝を駐車場に敷くデメリット

人工芝を駐車場に敷くデメリットを確認していきます。

庭に設置する場合と比較して傷みやすい

駐車場内でなおかつタイヤの出入りがある場所に人工芝を設置すると、他の場所より傷みやすいというデメリットはあります。

比較的耐久性の高い人工芝ですが、1トンを超える車の重量、そして何度もタイヤによってこすれると傷んでしまいます。そのため、人工芝を長持ちさせたい時は、車の出入りがある場所をコンクリートにしておき、その他駐車場の敷地内を人工芝にしておくなど、場所に応じて使い分けるのも大切です。

また、コンクリート製の駐車場で目地がある場合は、目地のみに人工芝を敷くことで見た目を綺麗にしつつ車の影響を抑えられます。

タイヤのスリップに注意

濡れた人工芝では、車がスリップしやすくなる点もデメリットの1つです。

屋根のない駐車場や風向きの関係で濡れやすい駐車場では、人工芝が濡れやすくなってしまいます。

駐車場に傾斜が付いている時やスペースの狭い駐車場など、駐車しにくい状況の場合は、特に人工芝を敷く場所に気を付ける必要があります。どうしても人工芝を敷きたい時は、前段で触れたようにタイヤの出入りがある場所をコンクリートや土の状態にしておくのも大切です。

熱がこもりやすい

人工芝の種類によっては、熱がこもりやすくなるタイプもあります。そのため、日当たりのいい駐車場では熱がこもりやすくなり、熱中症ややけどなどに注意が必要です。

人工芝を敷く時は、駐車場の環境や人工芝の仕様を確認し、夏場に問題なく利用できるか判断するのも大切です。

人工芝を駐車場に敷く方法

土の駐車場に人工芝を敷く場合は、まず雑草やごみなどを取り除いておきます。次にトンボ(地面をならす道具)で凸凹した地面をならし、可能な限り整地する必要があります。

あとは、地面を足もしくはタンバーなどで土を固め、防草シートと人工芝を敷いていきます

コンクリートの駐車場を所有している場合は、地面を清掃したのちに人工芝を敷く流れで、土の駐車場よりも比較的簡単です。

自身で人工芝を敷くのが面倒、難しいという時は、人工芝業者へ依頼するのが大切です。

まとめ

人工芝は、駐車場に敷くことが可能です。ただし、タイヤの上に設置すると傷みやすい可能性はあります。人工芝を長持ちさせたい時は、駐車場の目地や車の通り道以外の部分に敷くのがおすすめです。

駐車場に緑を増やしたい、見た目を綺麗にしたいなどの理由から駐車場に人工芝を敷きたい時は、耐久性の高い人工芝を選んでみてはいかがでしょうか

TOPページでは、編集部が厳選した人工芝のおすすめ業者をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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