保育園で人工芝を選ぶためのポイント

子どもの肌に触れても安心な素材

保育園や幼稚園といった子どもが過ごす施設で人工芝を導入する際、何よりも先にチェックすべきポイントの1つが素材の安全性です。

人工芝は子どもが裸足で走り回れる上、砂ぼこりが立つこともなく保育園などにおいて魅力的なアイテムです。しかし子どもの肌は敏感であり、安心安全な素材で作られている人工芝でなければアレルギーやすり傷などのリスクが発生します。また低摩擦の人工芝を選ぶことで子どもの肌への摩擦熱による火傷を防ぐこともできます。

子どもが転倒した際の安全性

人工芝を選ぶ際にクッション性を意識することも大切です。身体機能が未発達の子どもは平坦な場所でも転倒することが多く、そのような際に柔らかい人工芝であればケガを防ぎやすくなります。

また毛足の構造や形状についても注意すべきであり、子どもが転倒した際に顔や目に人工芝が刺さるような事態が起こらないように気をつけましょう。

遊具との相性やデザイン性

人工芝を保育園などに導入する際は、既存の遊具などとの相性や景観のバランスなども重要なポイントです。人工芝を遊具の周りに接地することでクッションやマット代わりにできる上、一年を通して鮮やかな緑色を保つことで園庭のデザイン性も向上させます。

またカラー人工芝を採用し、遊具の色などに合わせてカラフルな園庭を作ることも可能です。

人工芝を使用した事例

認定こども園あづま幼稚園での施工事例

画像引用元：株式会社グリーンフィールド
（https://design.gfield.co.jp/knowledge/introduction-example-adumagakuen/）

「認定こども園あづま幼稚園」の園庭に造成した築山へ人工芝を導入した事例です。天然芝と違って芝刈りなどの手入れをする必要がなく、虫害などのリスクを抑えながら美しい景観を叶えられることが人工芝採用の理由でした。また園児の安全を考慮して肌触りの良い特殊形状パイルの人工芝が採用されています。

ろばのこ保育園での施工事例

画像引用元：アイリスオーヤマ株式会社
（https://www.irisohyama.co.jp/b2b/sports/case-study/?id=39）

大阪府にある「ろばのこ保育園」の園庭に人工芝を導入した事例です。園庭に美しい緑色の人工芝を敷き詰めることで一年を通して鮮やかな景観を維持することに成功しています。またロングパイル人工芝を採用し、子どもにとって安心な環境を整えていることもポイントです。

慈愛保育園での施工事例

画像引用元：ハイブリッドターフPG
（https://pg.hibrid-turf.com/case/pickup02/）

宮崎県にある「慈愛保育園」の園庭での人工芝の導入事例です。低摩擦で柔らかな人工芝を採用し、園庭を裸足で走り回る子どもがケガや火傷をするリスクを低減しています。また砂ぼこりの発生を防ぎ、近隣の住宅へ園庭の砂が飛散するといった問題の解決にも貢献しました。