人工芝DIYの失敗例とその予防方法

こちらの記事では、人工芝を自分で設置した場合によくある失敗と、その予防方法について紹介しています。これから人工芝を自分で敷きたいと考えている方は参考にしてみてください。

よくある失敗例

人工芝の表面がでこぼこしている

人工芝を敷いた後に、表面が波打ったようにでこぼこしてしまうことがあります。また、見た目は平らになっているように見えても、下地がへこんでいる部分は最終的に人工芝もへこんでしまいます。人工芝の表面にでこぼこができてしまうと、見た目が悪くなってしまいます。

この状況を避けるには、「整地作業」を丁寧に行うことが大切です。まずは地面にある石や雑草をしっかりと取り除き、その上で地面を平らにする「転圧」という作業を行います。例えばスコップや足のかかとなどを利用して土台をしっかり固めておきましょう。また、下地の保水性が高い・粘土質である場合には、下地材の追加により土壌改善を行った上で平らにならし、転圧を行ってください。

つなぎ目から雑草が生えてきた

下地処理を行う際に、雑草をしっかりと除去できていない場合には、人工芝のつなぎ目から雑草が生えてくるケースも考えられます。雑草を取り除いたつもりでも、土の中の根が生きていればそこからまた生えてきます。さらに、雑草によってはつなぎ目ではないところに生えて人工芝が盛り上がってしまう場合もあります。

このような状況を防ぐには、まず整地作業の前に雑草の除去を十分に行うことが大切です。スコップなどの道具を使って土を掘り返して根まで除去してください。その後、防草シートを張って雑草が生えることを防ぐのがおすすめです。防草シートを貼るときは、きっちりと敷いた後にUピンなどを使用して固定するのもポイントです。

つなぎ目に隙間ができている

人工芝を敷いた後、つなぎ目に隙間ができてしまい、不自然な印象となってしまうこともあります。

人工芝を並べて設置したい場合のポイントのひとつとして、人工芝の「芝目」を合わせる、という点があります。人工芝をよく見るとわかりますが、芝葉は少し斜めに傾いていますので、この傾きの方向が揃うように並べる点が重要です。この芝目を合わせずに並べてしまうと、つなぎ目が不自然になってしまい違和感が出てくるため、注意しましょう。

カビや虫が発生してしまう

人工芝を設置してしばらく経過すると、カビが生えたり虫が発生してしまうことがあります。このような状況になると、せっかく人工芝を敷いているのにひどい景観となってしまいます。このケースは、多くの場合人工芝の下に雨水や湿気が溜まってしまうことが原因であると考えられます。こうなるとカビや虫の発生につながってしまいますが、下地処理が不十分であるケースや、人工芝の透水穴がない・小さいなどのケースが考えられます。

人工芝にカビや虫が発生するのを防ぐには、まず透水穴が空いている人工芝を使用するという点が挙げられます。購入する際には裏面を見て、透水穴がある人工芝を選び、水はけ対策を行ってください。しっかりと対策をしておけば蒸れることも無くなりますので、カビや虫の発生を防止できます。

破れたりめくれたりしてきた

人工芝を敷いた後、強風でめくれる・何かの衝撃で破れてしまうなどのケースもあるでしょう。例えば、人工芝の固定が弱いと風でめくれてしまう場合もありますし、設置前に石などをしっかりと除去できていないとでこぼこができてしまってうきやすくなり、破損につながることも考えられます。

そのため、まずは整地作業を丁寧に行ってでこぼこができないようにする点に加えて、しっかりと人工芝を固定することが大切です。下地を固めた上でU字釘を惜しみなく使って固定すると、強風などで剥がれたりめくれたりすることを防げます。

また、品質の良くない人工芝を敷いてしまった場合、すぐに劣化することもあります。この点から、長持ちさせたいと考えるのであれば購入する際に良質のものを選びましょう

天然芝感がなく作りものっぽい

人工芝を設置したものの、作りものっぽさが目立ってしまい天然芝感がないケースもあります。人工芝にはさまざまな種類がありますので、コスト優先であまり確認せずに購入してしまうと、リアル感に欠ける場合があるかもしれません。また、屋外に設置していると紫外線で色褪せてしまうことも考えられます。

天然芝のように見せたい場合には、まずは現物をしっかりと確認して購入することが大切です。中には、ぱっと見では天然芝と見分けがつかないものもあります。また、紫外線対策が施されているものであれば、紫外線による色あせ防止も可能になります。

難しいと思ったらプロに相談しよう

上記に挙げたように、人工芝をきれいに設置するには意外と技術が必要です。特に、自分で人工芝を均一に設置するのは難しいことであるといえるでしょう。

もしプロの業者に依頼した場合には、専門的な技術・経験を持つ職人によって人工芝の設置が行われますので、きれいな仕上がりになります。下地作りはもちろん、細部にまで注意を払いながら設置するためでこぼこのない見た目になりますし、雑草の発生やつなぎ目での問題を最小限に抑えられるでしょう。また、業者の場合には長期的な保証やアフターケアが提供されていることも多くあります。

以上から、DIYで失敗したくない場合には、プロの業者に相談することがおすすめです。人工芝を設置するのに不安や疑問を感じるのであれば、ぜひプロの意見を仰いでみると良いでしょう。

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