パターゴルフ場の設置事例

こっそり練習できるパターゴルフ

画像引用元：Green Forever
（https://www.g-forever.com/works/2455/）

自宅の裏手にある細長いスペースに人工芝を敷き、ストレートのパターゴルフ場を設置した事例です。夜間照明の併用で昼間だけでなく日が暮れた後でもパターを練習できる上、ウッドデッキも用意されているため練習の合間に休憩もできます。自宅の裏手にあるスペースなので周囲の視線を気にしなくて済むこともポイントです。

本格的なグリーンで練習

画像引用元：日本人工芝計画
（https://grace-grace.info/case/?id=1660192175-057308）

広々とした自宅の庭園に人工芝を敷いて、2つのホールを持つパターゴルフ場を製作した事例です。直線的なグリーンを作るのでなく、庭園のスペースを効果的に活用することで本格的なパター練習を行えるグリーンが完成しました。また、自宅の庭の面積に余裕もあるため、勾配をつけたりホールマーカーを設置したりといった工夫も可能です。

子どもと楽しむパターコース

画像引用元：芝人
（https://shibancyu.jp/works/golf/%e5%b2%90%e9%98%9c%e7%9c%8ck%e6%a7%98%e9%82%b8/）

地面がまだらに露出していた自宅の庭園を人工芝に入れ替えて、親子で一緒に楽しめる自宅パターコースを完成させた事例です。

グリーンの形状もオーナーの希望するデザインに整えることで色々な角度からパターを打てるようになっており、大人が練習するだけでなく、子どもとの触れ合いの時間を増やすためにも効果的です。

人工芝でパターゴルフを作る魅力

好きなときにゴルフができる

自宅に人工芝でパターゴルフ場を作る最大のメリットといえば、やはり好きなタイミングでパター練習を行える点でしょう。

晴れた日の昼間はもちろん、間接照明を活用したり屋根などを設けたりすることで、夜間や悪天候の時でもパターゴルフを楽しんだりパターの練習をしたりできることはメリットです。

好きな場所に設置できる

すでに自宅の庭がある場合、そのスペースを活用してパターゴルフ場を作ることができます。また、庭と呼べるほど広い空間がなくても、自宅の裏手などにある細長いスペースを利用して、直線上のコースを設けるといった工夫も可能です。

好みの形を作れる

ある程度のスペースがある場合、人工芝の設置デザインを考えることで色々な形のグリーンを作れます。

単なる長方形や円形でなく、実際のゴルフ場のグリーンのように形状へ変化を設けることで、ホールまでの距離や角度を色々と変えながら複数パターンの練習が行えます。また、勾配を設けるといったこともできるでしょう。

耐久性がある

パッティングは練習時に力一杯クラブを振ることはないものの、地道な反復練習が重要になるため、天然芝の場合は何度も使用している間にグリーンやラインの劣化が気になってきます。しかし人工芝は耐久性があるためダメージを防ぎやすく、また劣化したとしてもその部分だけを交換することが可能です。

雑草対策にもなる

人工芝へ変更する際、防草シートを敷くことで雑草が生えにくくなり、日常の手入れが楽になります。雑草対策もできパターゴルフも楽しめて、一石二鳥です。

パターゴルフコース作りの注意点

人工芝はショートタイプを選ぶ

おすすめなのは「ショートパイルタイプ」かつ「ナイロン製」の人工芝です。

人工芝にはさまざまな素材がありますが、ポリプロピレンやポリエチレンに比べ、ナイロンは耐摩耗性と弾力性に優れており、繰り返し使用するパター練習に適しています。とくに、同じラインでのストロークが多くなるパッティングでは、芝の劣化を防ぐ素材選びがパフォーマンス維持に直結。芝丈は8～13mm程度が理想的で、パッティンググリーン専用として設計された製品も豊富に市販されています。

下地は丈夫に作る

人工芝でのパター練習を効果的にするには、「いかに本物の芝に近い打感と転がりを再現できるか」が重要な鍵を握ります。そのカギを握るのが、人工芝の“下地設計”です。

人工芝の性能は見た目だけでなく、実は下地構造によって大きく左右されます。たとえば、アスファルトやコンクリートなどの平滑な下地を採用すれば、ボールが安定して真っすぐ転がる理想的な環境が整います。対して、土や砂を使った下地では小さな凹凸が生じやすく、転がりの再現性が損なわれやすいため、精度の高い練習には不向きです。また、グリーンの速さ（スティンプスピード）を調整するために、人工芝の下に緩衝材や専用パッドを挟むという工夫も、実戦さながらの環境づくりには効果的です。

違いを活かして効果的なパター練習環境を作る

パター練習を本格的に行いたい方にとって、「屋外用人工芝」と「室内用パターマット」を併用した環境づくりは非常に効果的です。屋外用人工芝は紫外線や雨風に強く、耐候性に優れており、屋外における実践的なパッティング練習に適しています。一方、室内用パターマットは打感やボールの転がりがやや異なるものの、毎日気軽に反復練習できる点が大きなメリットです。

室内では、まっすぐ打つ感覚や狙い通りに打ち出す精度を高める練習がしやすく、天候に左右されず継続的にトレーニングできます。一方、屋外の人工芝では自然光や風、傾斜といった外的要因のある中で、距離感やタッチの調整力を養うことができ、より実戦に近い環境でのパター練習が可能になります。

とくにゴルフスコア向上を目指す競技志向の方や、グリーン上のスキルアップを目指す方には、室内・屋外両方の特性を活かしたパター練習環境の構築がおすすめです。使用目的に応じた人工芝やパターマットの選び方を工夫することで、効率的にパッティング技術を磨くことができます。