人工芝を庭や競技施設に導入する際、安全性への懸念を抱く方は少なくありません。特に「発がん性があるのではないか」という疑問を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、人工芝と発がん性の関係について、公的機関の調査結果などを交えながら詳しく解説いたします。
人工芝の発がん性が疑われるようになった背景には、アメリカでの報道が存在します。女子サッカー選手が次々とがんを発症したというニュースが発端となり、選手が使用していた人工芝のグラウンドに注目が集まりました。
しかし、ここで危険性が指摘されたのは人工芝の芝葉そのものではなく、クッション性を高めるために充填材として撒かれているゴムチップです。競技用のグラウンドでは、廃タイヤなどを再利用したゴムチップが多く使われており、そこからベンゼンなどの発がん性物質が検出されたという指摘がなされました。ただし、この指摘は2014年にアメリカでされたものです。
では、日本国内で使用されている人工芝の安全性はどのように評価されているのでしょうか。厚生労働省の研究機関である国立医薬品食品衛生研究所は、人工芝グラウンド用のゴムチップの成分分析を実施しました。日本の研究結果による報告では、ベンゼンの検出量は基準以下であったとされています。
さらに2017年時点の報告などにおいて、諸外国および日本国内で、人工芝のグラウンド上で競技する人や作業する人にゴムチップ起因の健康被害が生じたという学術的な報告は確認されていません。海外における評価でも、健康リスクは概ね無視できるレベルだと判断されている状況です。
家庭の庭などに施工される景観用の人工芝については、さらに状況が異なります。景観用の製品においては、競技場のようなゴムチップなどの充填材を使用しない場合がほとんどです。そのため、ゴムチップに由来する発がん性の心配は不要だと言えるでしょう。
加えて、近年はPFAS(有機フッ素化合物)などの化学物質による人体への影響が懸念される場合がありますが、安全基準を満たした人工芝を選ぶことでリスクの軽減につながります。景観用の人工芝の中には、安全性の確認を徹底している製品も多く流通している状況です。
安心して人工芝を使用するために、製品選びの際に確認すべきポイントを以下にまとめました。
人体に有害な金属が含まれていないことを証明する「8種重金属試験」などを実施し、安全性が確認されている製品も多数存在しています。発がん性物質を含まない高品質な人工芝を選ぶことで、小さな子どもやペットがいるご家庭でも心置きなく過ごせる空間となるでしょう。
もし、こちらのチェックリストでも「充填機の種類が何であれば安全なの?」「PFASの他にどんな有害物質があるの?」と不安を抱えていらっしゃる方は、人工芝を選んでから敷くまでまるっと対応してくれる業者に依頼することも検討してみてください。
発がん性がないか、安全性を重視したいことをしっかりと伝え、人工芝選びや施工まで一貫して対応してもらいましょう。
芝人(しばんちゅ)
●抗菌・防臭・防カビ機能付き人工芝で、排泄後のニオイ・菌・湿気も清潔に。室内犬・大型犬にも安心。
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●スポーツ用途レベルの耐久構造。愛犬が思いきり走り回っても、傷みにくく長く使いやすい。
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